富士通ノートパソコン発火~偽の画面にご注意
パソコンクラブでは、富士通製のノートパソコンを使っておられる方がたくさんおられます。
富士通ノートパソコンと言えば、パナソニック製の内臓バッテリーが使われていて発火の恐れがあるということで、回収対象になったのも記憶に新しいところです。
そのことを悪用した偽画面に出会うようになりましたので、ご注意していただこうと、投稿いたします。
私自身も富士通製ノートパソコンを使っていますので、注意喚起の画面が出てきたことがありますが、赤・黄色・黒を使った何ともおどろおどろしい、センスも何もあらばこそという画面でした。それに比べると、今度の画面はとても上品です。(画面をクリックすると大きくなります)
これを迂闊にクリックすると何が起きるかわからないので、注意深く、根気よく、富士通サポートデスクに電話しました。
教えられた手順は次のとおりです。
検索サイトで(なぜかYahooご推奨でしたが、Google などでも大丈夫です)『富士通ノートパソコンバッテリー』と入れて検索すると 『ノートパソコン用バッテリパックの交換・回収について』という富士通発の記事が見つかります。
これをクリックすると
発火の恐れがあるため・・とう見出しの注意文が出てきます。
その文章を下に動かしていくと、
というのがあるのでこれをクリックします。
ぺージが変わって、その一番下に、ファイルをダウンロードするものがあります。
左端のダウンロードマークをクリックすると、(たいていの場合、画面の左隅に小さく)
(FUJITSUBatteryCh…exe ^)というのが出てきます。
これをクリック、またクリックと続けていくと、最終的に診断結果が出ます。
偽画面が出た当のパソコンの場合、一度クリックしただけで、『対象外です』という診断が出て、「ほ~ら、やっぱり、」でした。
※
なお、富士通サポートデスクによると、最終的にリコール対象を発表したのは2017年12月、その後は、WindowsUpdete の際に、対象機種に自動的に警告が出たり、修正したりできるようになったそうです。
警告文は3種類あって、見かけはほとんど同じですが、代表的なのはなにやら、偽画面そっくり。
というか、偽画面がこれをまねしているということでしょう。(画面をクリックすると大きくなります)
偽画面をクリックするとどうなるか、試してみるほど大胆ではないのでわかりませんが、一段階だけクリックしたところでは、おなじみのびっくりマークつきの画面になったそうです。
この後はたぶん、直してあげるからとかいう口実で、個人情報を抜き取ろうとしたり、ウイルスを送り込んできたりするのでしょう。
どうぞお気をつけください。
(わ)